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子宮に優しい、日帰り子宮鏡下手術について

細径硬性子宮鏡下の組織回収式シェーバーを用いた子宮内膜ポリープ切除

麻酔について

細径硬性子宮鏡下の組織回収式シェーバーを用いた子宮内膜ポリープ切除(TruClearTM System)

細径硬性子宮鏡下の組織回収式シェーバー

子宮内膜ポリープが見つかった方には、ポリープの位置や大きさ、数により着床障害の原因となる可能性があるため、切除することをおすすめしています。
当院では患者さんの負担を減らす為、細い子宮鏡で観察しながらシェーバーを用いて病変のみを吸引し切除する手術(TruClearTMSystem)を行っています。従来の手術方法(内膜掻爬や電気メス)では、盲目的な処置による病変の遺残や正常な内膜摘出の恐れ、電気による内膜焼却のダメージのリスクがあり、入院も必要でしたが、TruClearTMSystemを用いた方法では正常内膜へのダメージもなく、日帰りでの手術が可能になりました。

方法

細径硬性鏡を子宮内へ挿入

@細径硬性鏡を子宮内へ挿入

病変部位を確認

A病変部位を確認

シェーバーで病変組織を切除・除去

Bシェーバーで病変組織を切除・除去

麻酔について

採卵の際は、適応やご希望に応じて、意識をなくす全身麻酔(静脈麻酔)をお受けいただくことができます。また、子宮鏡下手術、子宮内膜掻爬術、流産手術などの手術は、全て麻酔下で行います。麻酔を担当する医師が専属で患者さんに付き呼吸管理等を行いますので、安心してお受けください。

採卵・手術当日は処置ベッドで点滴を行い、OPU室で点滴ラインから麻酔薬(鎮静剤+鎮痛剤)を投与して麻酔を行います。麻酔の影響により呼吸が弱くなるため、マスクを通して酸素を送ります。手術中・採卵中は、入眠し意識がないため痛みはありません。採卵・手術終了後は数分〜10分程度で目が覚めますが、その後数時間はベッドで安静にしていただきます。

麻酔による副作用としては、吐き気、めまい、頭痛などがあります。これら麻酔の影響による症状は翌日には消失することがほとんどです。
※肥満の方(BMI30以上)は、気道確保が困難になるなど麻酔リスクが上昇するため、麻酔を選択いただけないことがあります。

不妊治療 俵IVFクリニック

〒422-8066 静岡県静岡市駿河区泉町2-20

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