男性不妊症の症状には自覚が無いことが多いため、見逃されてしまうことがあります。以下の一覧のような症状や気になる症状がある方は、まずはご相談ください。
また、精液検査の結果に異常が確認できた方は、男性不妊外来の受診をおすすめします。

男性不妊症の症状には自覚が無いことが多いため、見逃されてしまうことがあります。以下の一覧のような症状や気になる症状がある方は、まずはご相談ください。
また、精液検査の結果に異常が確認できた方は、男性不妊外来の受診をおすすめします。

無精子症とは、精液中に精子を認めない状態のことを言います。 無精子症は、大きく2つに分類されます。精子は作られているが精子の通り道に問題が生じている場合を「閉塞性無精子症」、精巣そのものに精子を作る機能がないか著しく機能低下が生じている場合は「非閉塞性無精子症」となります。精子が作られている「閉塞性無精子症」の場合は、手術で精子を採取し 顕微授精に使用することが可能です。
精液検査を行い「無精子症」と診断されましたら、男性不妊外来を受診いただき、泌尿器科医(生殖医療専門医)の診察(超音波検査等)と血液検査(ホルモン検査、染色体検査、遺伝子検査等)を受けていただきます。
検査結果により手術の内容、予測される精子回収等についての説明が行われますので、手術を希望されるかご検討ください。
手術決定後は、当院を再度ご夫婦で受診していただき、保険適応がある方には治療計画書を作成いたします。パートナー(女性)が当院未受診の場合、手術までに診察を受ける必要があります。
手術を受け、精子が採取できれば当院にて凍結保存します。
パートナー(女性)の治療を開始します。採卵を行い卵子が採取できましたら、精子を融解し顕微授精を行います。
受精卵が得られましたら、胚移植を行います。

精巣(睾丸)には精索という血管の束があります。心臓から送られる新しい血液は、精索の中にある動脈を流れて精巣に到達し、古くなった血液は静脈を通って心臓へと戻っていきます。しかし、腎臓側から精巣周囲の静脈へと血液が“逆流”してしまうと、精巣や精索部に瘤ができることがあります。これが「精索静脈瘤」です。 精索静脈瘤が生じた部分は、血流の悪化や温度の上昇などが起こりやすく、精巣機能がダメージを受けてしまいます。
乏精子症(精子が少ない)・精子無力症(精子の運動性が悪い)の方で精索静脈瘤がある場合は、精索静脈瘤に対しての手術を受けられることで、その後の造精機能の回復と精液所見の改善が期待できます。
精液検査を行い、乏精子症(精子が少ない)・精子無力症(精子の運動性が悪い)と診断され、精索静脈瘤の疑いがある方は男性不妊外来を受診いただきます。
精液所見に異常を認め、かつ検査にて精索静脈瘤の診断がついた場合には、医師が手術の適応があるか診断します。
なお、手術が必要と判断された際は、連携医療機関をご紹介いたします。
術後の造精機能の回復と精液所見の改善の程度、パートナー(女性)の年齢や卵巣機能、不妊原因を考慮し不妊治療を進めていきます。

性機能障害は、不妊症と密接に関連しています。勃起障害、射精障害といった性機能障害は、造精機能障害に次いで男性不妊の原因の第2位となっています。また、女性の性交疼痛症や性嫌悪症などの女性性機能障害も、不妊の原因の一つとなっています。性機能障害は不妊の原因となるだけでなく、男女の生活の質にも大きな影響を及ぼします。性機能障害を治療することによって、不妊治療の良い結果につながることもありますので、恥ずかしがらずにご相談いただければと思います。
| 男性不妊 | 担当医師 | 増田 裕 医師 (泌尿器科専門医、生殖医療専門医) 所属:社会医療法人信愛会 交野病院 泌尿器科部長 |
|---|---|---|
| 診療日 | 第1土曜日、第2金曜日 午後 (不定期開催・予約制) |
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| 性機能障害 | 担当医師 | 杉山 貴之 医師 (泌尿器科専門医、生殖医療専門医) 所属:医療法人社団明徳会 十全記念病院 透析センター長 泌尿器科 副部長 |
| 診療日 | 第3土曜日、第4木曜日 午後 (不定期開催・予約制) |
日時に変更がある場合があります。ご予約の際にご確認をお願いします。

原則として奥様が当院を受診中または受診予定の方のみとなりますが、他院で診断を受け、紹介状があれば受診可能です。
WEB問診票を送付の上、お電話にてご予約ください。
性機能障害の診察をご希望の方は、来院時に問診票をご記入いただきますので、WEB問診票のご記入は不要です。
TEL:054-288-2882 (ガイダンス2番) キャンセルやお問い合わせについてもこちらからお願いします。
挙児を希望するカップルの約15%が不妊症であり、WHOによると原因が男性のみにあるものが24%、男女ともに原因があるものが24%と報告しており、約50%は男性に原因があるとしている。原因としては、造精機能の問題:精子をつくる機能の問題、精路通過障害:精子の通り道に障害、性機能の問題:勃起障害・射精傷害、副生殖器の問題:精液中に白血球が多く運動率が低い、原因不明 などがあります。
喫煙は精子の濃度や精子の運動性、形態のいずれに影響があると考えられています。また、飲酒は血中のテストステロン値を低下させる可能性があることが示唆されています。そのため、当院では治療に入る前に禁煙いただいております。
生活習慣と精液所見は相関があります。
などが当てはまる方は、精液所見が優れないことが多いようです。生活習慣を見直すことも必要かもしれません。また、食生活が偏っている場合はサプリメントの使用も有効です。
精液検査、血液検査、超音波検査などを行います。
個人差もあり劇的な改善は困難である事が多いですが、体質を改善し、体調を整えるという意味で内服をおすすめしています。当院でも男性用のサプリメントをいくつか置いているので、希望があればスタッフにお声かけください。
改善されるのはおよそ50%の確率です。改善がみられるのはOPE後1~3ヶ月の間が多いですが、当院ではOPE後6ヶ月まで経過を見ています。
男性は不妊治療に対する事前知識がないことが多いので、意見するだけの知識がなくて、意見を言えない方も多いように思います。また、不妊治療にどのように関わったら良いかもわからない事が多いようです。まずは知識を得る手段を見つけることが大切かもしれません。当院では、カウンセリングやART勉強会を行っていますので、それらを利用するのも手段の一つかもしれません。