生殖周産期外来

当院では開院以来、妊娠率の向上に加え、母子の健康を見据えた安全な不妊治療の提供に力を注いでまいりました。
当院で生殖補助医療により妊娠された方の妊娠・分娩経過の調査では、妊娠前からの生活習慣の見直しや体質改善と、妊娠初期からのリスク管理が妊娠経過や分娩の異常リスク低減に重要ということがわかっています。
生殖周産期外来では、当院で妊娠が成立された方が安心して妊娠初期を過ごせるようサポートさせていただきます。

生殖周産期センター
センター長 村林奈緒

診療内容

毎回超音波で胎児の発育や形態の観察を行い、状態をお伝えします。また、妊娠初期特有の不安に寄り添う診療、助産師による個別の保健指導も行います。

診療の流れ

  1. 妊娠8~9週 妊娠届出書発行


    たまごのおと(当院で作成した妊娠中に役立つ情報が記載された冊子)を配布します。

  2. 妊娠9~10週 妊娠初期検査

    3Dカラー写真を撮影し、記念にお渡しします。

  3. 妊娠11週頃 検査の結果説明

    分娩施設の相談も行います。

  4. 妊娠12週頃 卒業

診療情報

担当医師 村林 奈緒医師
所属:浜松医科大学 生殖周産期医学講座特任准教授
診療日 月曜日・木曜日・金曜日 14:30~17:00(予約制)
 診療日以外の予約を希望される方はご相談ください

日時に変更がある場合があります。ご予約の際にご確認をお願いします。

予約方法

当院での不妊治療により妊娠が成立し、胎児心拍確認後~妊娠12週ごろまでの方が対象となります。

お電話または受付にてご予約ください。
TEL:054-288-2882 (ガイダンス2番)
キャンセルやお問い合わせについてもこちらからお願いします。

卒業された方の声

流産を繰り返していたので、毎週エコーで赤ちゃんの成長を確認できて安心できた
妊娠8週くらいで赤ちゃんの手足が動いているのが見えて感動した。先生が、毎週丁寧にエコーで赤ちゃんのことを説明してくれた
初めての赤ちゃんで不安が多かったが、1週間毎の診察はわからないことや不安なことなどを聴くことができて気持ちが前向きになれた
1人目の時は体重が16kgも増えてしまい妊娠高血圧症になってしまった。周産期外来では、体重コントロールの必要性や、栄養・日常指導があり、妊娠初期から気をつけることが大切だと感じた
つわりで動くのも大変だったので、周産期外来に毎週通っていなかったら、自宅にひきこもっていたかもしれない。静かな環境で点滴治療が受けられ、話も聞いてもらえたので良かった

よくある質問

妊娠中に避けた方がよいことはありますか?

妊娠中はお身体に負担がかかりやすいため、重いものを持つ・転倒のリスクがある行動・長距離移動などは控えましょう。体調がすぐれない時は、無理をせずゆっくりお過ごしください。

自転車に乗っても良いですか?

妊娠中は転倒のリスクを考え、できるだけ控えることをおすすめします。移動が必要な場合は、体調に合わせて短時間・安全な道を選びましょう。

飛行機などの長距離移動は大丈夫ですか?

長時間の移動は血栓症のリスクや体調への負担があるため、できるだけ避けるようにしましょう。やむを得ない場合は、こまめに足を動かすなど無理のない姿勢を心がけてください。

パーマやカラーリングはしても大丈夫ですか?

妊娠中は皮膚が敏感になり、薬剤に反応しやすくなることがあります。体調の良い時期に、刺激の少ない薬剤を使用してもらうよう美容師さんにご相談ください。体調がすぐれない時期は避けると安心です。

鍼灸・整体・マッサージ・ジムには通っても良いですか?

安定期(妊娠16週以降)からは可能な場合が多いですが、症状や妊娠経過により異なります。必ず産科医と相談のうえで行いましょう。体調に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。

職場の健康診断は受けても大丈夫ですか?

血液検査や子宮頸がん検査は受けても問題ありません。ただし、X線検査は避けましょう。乳がん検診を受ける場合は、マンモグラフィーではなく超音波検査を選ぶと安心です。

犬や猫を飼っていますが、気をつけることはありますか?

動物の糞尿を処理する際は手袋を着用し、終わったら必ず石けんで手を洗いましょう。食器を共用したり、口を近づける行為は避けてください。日常のふれあいは問題ありません。

食べてはいけないものはありますか?

生魚・生肉・生卵・非加熱の加工食品(生ハム・ナチュラルチーズなど)は控えましょう。アルコールは避け、カフェインは1日200mg以下を目安に。バランスの良い食事を心がけてください。

カフェインはどのくらいまでなら大丈夫ですか?

1日200mg(コーヒー2杯程度)が目安です。飲みすぎると流産や低出生体重児のリスクが指摘されています。カフェインレスの飲み物を上手に取り入れましょう。

サプリメントはいつまで飲めば良いですか?

葉酸は妊活中から妊娠中、授乳期まで継続して摂ることをおすすめします。鉄分やカルシウムなども、医師の指示に従って必要に応じて補いましょう。

カバサールはいつまで服用すれば良いですか?

妊娠が確認できた時点で中止してください。医師が状況に応じて服用中止のタイミングを判断しますので、指示に従ってください。

花粉症や頭痛の薬は使用できますか?

妊娠中は薬の種類により安全性が異なります。市販薬を使用する場合は自己判断を避け、必ず医師にご相談ください。頭痛時はアセトアミノフェン(カロナール)が比較的安全とされています。

つわりがひどいとき、薬やサプリメントは飲まなければいけませんか?

無理に飲まなくても大丈夫です。落ち着いたタイミングで服用してください。最低限、葉酸だけでも続けられると安心です。体調に合わせて調整しましょう。体重が2㎏以上落ちてしまった場合は、補液治療(点滴)を行うことがあります。無理せず相談してください。

歯科治療は受けても大丈夫ですか?

つわりやお腹の張り・出血がない場合は、妊娠中でも歯科治療は可能です。使用する薬の種類については、歯科医師に妊娠中であることを伝えてください。

分娩する病院はいつ予約すれば良いですか?

妊娠が確定したら、できるだけ早めに分娩予定の病院を決めておくと安心です。個人クリニックでは早い段階で予約が埋まることがありますので、心拍が確認できましたら12週頃までの予約をおすすめします。

分娩は総合病院でなければいけませんか?

40歳以上の方、持病や合併症のある方、ホルモン補充周期で移植された方は、総合病院での分娩をおすすめしています。その他の方は、体調や希望に応じて選択できます。医師とご相談ください。

出血があった場合はどうすれば良いですか?

まずは安静にお過ごしください。出血が増える場合は、翌朝9~10時の間にお電話ください。症状に応じて受診をご案内します。黄体ホルモンの薬は中断せず、そのままご使用ください。

TAWARA IVF CLINIC
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