不妊治療を始める前に

このページでは、治療をスムーズに進めるためのヒントや、治療開始前にあらかじめ知っておくと役立つことをご紹介します。まだ、一歩踏み出そうか悩んでいる方も、これからの方も、参考にしてみてください。

不妊治療と向き合うために

治療は二人で歩む道のり

不妊の原因は男女でほぼ半々ですが、通院や治療の中心は女性となることが多く、身体的にも精神的にも大きなストレスを抱えることになります。そうした中で男性も当事者として関わり、一番の理解者として寄り添うことは、何よりも心強い支えとなります。お二人が手を取り合い、同じ方向を向いて取り組むことが、納得のいく治療・望む未来へと繋がっていきます。
私たちは、そんな「お二人のチームワーク」を医療の面から全力でサポートさせていただきたいと考えております。

妊娠しやすい体づくり

生活習慣を整えることで心身の状態が安定し、特別な治療を行わずに妊娠に至る方もいらっしゃいます。治療を始めるにあたり、お二人で生活習慣を見直してみましょう。

大切にしたい3つのこと
  • 適度な運動
  • バランスのとれた食生活
  • ストレスを溜めないこと

当院では、治療を安全にベストな状態で進めるため、お体のコンディション作りを大切にしています。 喫煙者の方にはまず禁煙のサポートを行い、高血圧や肥満・痩せの方は正常値に戻ることを優先します。

適正体重を目指しましょう


肥満は排卵障害などを引き起こす可能性があり、標準体重より20%体重過多の場合、不妊症のリスクが2倍になるといわれています。 反対に、痩せすぎも排卵障害を引き起こすことがあり、妊娠には悪影響です。当院では、体重に関しても整えるサポートをしておりますので、お悩みの場合はご相談ください。

受診前の準備

次の準備を受診前に整えていただくことが、治療をスムーズに開始するためにとても大切です。妊活中の方みなさんに必要な準備となりますので、治療を始める予定はまだない方も今から始めていただくと良いと思います。

1.基礎体温の記録

当院では、初診当日に基礎体温表を必ずお持ちいただいています。基礎体温とは安静時の体温のことで、排卵の状態やホルモンバランスなどを知る大切な情報源です。 できれば2カ月以上、少なくとも1カ月分は記入しておいてください。

2.予防接種

風疹は、妊娠20週頃までの感染で胎児に先天性風しん症候群(CRS)のリスクがあり、麻疹は流産・早産のリスクを高めます。風疹・麻疹ワクチン接種後は約2カ月の避妊が必要なため、これまで風疹にかかったことがない、ワクチン未摂種の方は不妊治療前に済ませておくことをおすすめします。

3.禁煙

不妊治療で使われるホルモン剤は、喫煙者の血栓症のリスクを高めるため、当院では禁煙できるまで治療に進むことができません。また、喫煙は不妊や流産・早産、胎児の先天性異常に大きく関わっています。副流煙にもニコチンなどの有害物質が含まれているため、ご夫婦での禁煙をお願いします。

受診のタイミング

一般的に「1年間避妊せずに性生活を送った夫婦の8〜9割が妊娠に至る」といわれることから、「不妊期間1年」が病院を訪れる目安になるのではないかと思います。
ただし、卵巣の機能が低下し始める30代半ば以降で、半年以上妊娠に至らない方や、これまでに婦人科を受診したことがない方は、ご自身の体の状態を知るために早めの受診をおすすめします。

初診を受ける時期について
初診の際は、そのタイミングでできる検査・治療を進めていきますので、患者さんご自身が受診のタイミングを考慮する必要はありません。

当院の初診について

当院の初診当日は「予診」といって、まず個室でお話をお聞きします。診察や検査に対して不安や疑問などがありましたら、気軽にご相談ください。受診したからといって、すぐに体外受精などの本格的な不妊治療に入るわけではあリません。まずは患者さんの体の状態をきちんと調べ、希望を伺いながら治療を進めていきます。検査のみご希望されることも可能です。
いきなりの初診が不安という方は、今の体の状態を調べる「妊活検診・AMH検診」や、気軽に悩み・疑問をご相談いただける「妊活・不妊治療相談」も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

TAWARA IVF CLINIC
TAWARA IVF CLINIC