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漢方外来

漢方外来とは

こんな方におすすめです

俵IVFクリニックにおける不妊漢方外来の実際

鍼灸治療との併用効果

漢方外来診療日

講演・メディア掲載・出演

漢方外来とは

漢方外来のイメージ

日本東洋医学会漢方専門医である中山毅医師による、不妊漢方外来を開設しました。西洋医学である不妊治療に、東洋医学的なアプローチを加えることで妊娠しやすい身体づくりに努めていきましょう。

不妊治療における漢方療法の役割を十分に発揮するためには、鍼灸治療を併用することもおすすめです。以下のお悩みのある方は、ぜひ漢方外来までご相談ください。

興味のある方は、スタッフまで気軽に声をおかけください。

詳しい内容はこちらの動画をご覧ください:漢方専門外来のご案内

こんな方におすすめです

冷えがある方

冷えは、骨盤内の血流低下と関連があるとされます。子宮内膜に十分な血液が行き届かないことから、子宮内膜が菲薄化し、着床障害を来すことがあります。また卵巣への血流低下は卵子の質にも影響があるとされます。冷え症を改善し、妊娠しやすい体質改善を目指します。

心のストレスが気になる方

漢方医学でいう「気」の異常には、気滞(うつうつとする)、気虚(元気がない)、気逆(いらいらする)があります。不妊患者さんの7割に「気」の異常が認めるとされ、特に気滞を呈しやすいとされます。心のアンバランスを軽減し、夫婦ともに治療を継続しやすいように、精神的なサポートも図ります。

胃腸障害のある方

漢方医学でいう「脾胃虚(胃腸虚弱)」の方は、十分な栄養を摂取することが困難です。植物に例えるのならば、種子(卵子)は畑(子宮内膜)に十分な水分と栄養がなければ発芽(妊娠)することができません。漢方療法により、胃腸虚弱を改善し、妊娠しやすい身体づくりに努めます。

その他

多嚢胞性卵巣症候群による排卵障害のある方、子宮筋腫や子宮内膜症により生理痛の強い方、肥満がありダイエットが必要な方に適した漢方薬もございます。また男性因子(乏精子症や勃起障害)の方にも、効果が期待される漢方薬もございます。ぜひ一度ご相談ください。

俵IVFクリニックにおける不妊漢方外来の実際

漢方を服用する様子

事前アンケートや診察により、患者様の「証」を診断いたします。

「証」の診断には、体格(虚証、中間証、実証)、寒熱の有無、気血水の異常を考慮いたします。ご来院いただきましたら、独自に作成したアンケートにお答えいただき、視診、聞診、切診などを行い、最適な漢方薬*を決めてまいります。4〜12週間ほど内服していただき、再度漢方外来にて、治療効果判定を行います。

*当院で処方する漢方薬はエキス剤であり、保険診療の対象となります。

鍼灸治療との併用効果

鍼灸治療のイメージ

古代中国医学では、漢方薬と鍼灸とが併用された形で治療に用いられて来ました。起源を同じとする漢方治療と鍼灸治療を協調併用することは、より効果的であると考えられます。現代医学である不妊治療と連携して、より皆様のお役に立てると考えます。

> 鍼灸治療にご興味がある方はこちら

漢方外来診療日

担当医師 中山 毅医師
診療日 第1・2・3・5土曜日 14:00〜16:30
・初診の方 15:00〜/15:30〜
・再診の方 14:00〜16:30
上記以外の時間枠で初診をご希望の方は当院までお気軽にお問い合わせください。
費用 初回基本初診料 自費 6,000円(税込6,600円)
初回(ご夫婦で受診の場合)基本初診料 自費 5,000円(税込5,500円)※お1人様あたり
2回目以降再診料 保険 380円 ※別途漢方薬代金がかかります

※日時に変更がある場合がございます。予約の際にご確認ください。
※ART保険診療が継続中(治療計画作成中期間)に自費診療を併診することはできませんのでご注意ください。
※不妊外来と漢方外来は同日に受診できません。
※定期的に漢方薬の見直しのための診察(自費:4,000円(税込4,400円))を行います。

漢方外来予約

当院の初診を受けられた方で、通院中の方はご予約可能です。

予約日前日までにweb初診問診票の送信をお願いします。


※音声ガイダンスに沿って2番を選択してください。

【キャンセルについて】
予約日から7日以内のキャンセルは必ずお電話にてご連絡ください。
ネットからご予約されている場合は、予約日の7日前まではご自身でキャンセルすることが可能です。
※診察を希望されている多くの方々のためにも予約日直近でのキャンセルはお控えください。

担当医師紹介

漢方外来担当:中山毅医師

中山 毅医師 (医学博士)

京都府立医科大学卒業。静岡厚生病院産婦人科、静岡県立大学客員教授。日本産科婦人科学会指導医、日本東洋医学会指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本抗加齢医学会専門医などの資格を保有。

講演・メディア掲載・出演

  • 2018年3月:女性の健康テーマに講演 駿河区で本社主催セミナー 中山毅医師 (PDF形式:5Mb)
  • 2016年11月:不妊と栄養 -治療以外で今できること- 中山毅医師
  • 2015年11月:静岡市助産師会『「産み」そして「育てる」女性への漢方療法の実際』 中山毅医師
  • 2015年11月:第30回日本女性医学会学術集会『女性医学に対するワンランク上の漢方療法を目指して』 中山毅医師
  • 2015年7月:日本エンドメトリオーシス学会誌『月経痛困難症に対するアスタキサンチンの効果』 中山毅医師
  • 2015年7月:産婦人科の実際『月経痛や過多月経に対するアスタキサンチンの効果』 中山毅医師
  • 2015年5月:静岡県立大学薬学部にて特別講義『産みそして育てる女性への漢方療法』 中山毅医師
  • 2015年3月:漢方トゥデイ - ラジオNIKKEI-medical『印象に残る症例A』 中山毅医師(PDF形式:5Mb) (Flash形式)
  • 2015年3月:漢方トゥデイ - ラジオNIKKEI-medical『印象に残る症例』 中山毅医師(PDF形式:5Mb) (Flash形式)
  • 2015年2月:ケーブルテクニカ川根工場『人生設計を考える 産婦人科医と助産師と一緒に』中山毅医師
  • 2014年12月:川根高校講演『命のバトン 生まれ、そして産むために』中山毅医師
  • 2014年11月:第44回日本東洋医学会東海支部学術総会『挙児希望の女性に対する、漢方療法の実践と新たな試み』中山毅医師
  • 2014年9月:クラシエ社内講演『不妊漢方の実践』中山毅医師
  • 2014年6月:phil漢方 No.48に中山毅先生の論文『月経不順や排卵障害に対する柴苓湯の効果』が掲載 中山毅医師(PDF形式:1.5Mb
  • 2014年5月:漢方と最新治療『大建中湯による、妊娠中の便秘症治療の位置づけ』中山毅医師
  • 2014年5月:日本温泉気候物理医学会雑誌『質問紙調査に基づく、妊婦の入浴習慣と妊娠経過への影響』中山毅医師
  • 2014年4月:産婦人科漢方研究のあゆみ『妊娠中の便秘症治療における腹痛、腹部膨満感に対する、大建中湯と酸化マグネシウムとの比較』中山毅医師
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不妊治療・婦人科 俵IVFクリニック

〒422-8066 静岡県静岡市駿河区泉町2-20

Tel. 054-288-2882 [ 地図はこちら ]

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