先輩たちの声
胚培養士/知識を深め、未来の不妊治療を支えたい
胚培養士/Sayaka Hino
入職:2019年4月
所属:培養部
出身校:岐阜大学 応用生物学部
Q.この仕事を選んだきっかけは何ですか?
大学で学んだ知識を活かせる仕事をしたいと思ったことがきっかけです。胚培養士について知っていくと、技術についてもゴールがない部分に魅力を感じました。
Q.具体的な業務内容を教えてください。
精液検査、精子処理、体外受精、顕微授精、胚移植 など
Q.入職して驚いたことや不安に感じたことはありますか?
卵子や精子を扱うときの緊張感が強く、今でも慣れていません。でも、怖さを自覚する事を大切にすることで、日々慎重に業務を行えていると思います。
Q.働いていて嬉しかったことを教えてください
患者さんとお話をする際に、患者さんの嬉しそうな顔を見る事です。大変な事もたくさんありますが、喜ぶ声や安心した様子を感じる事ができると、さらに頑張ろうと思います。
Q.一番大変なことはなんですか
卵一つひとつ、精子一つひとつが患者さんからお預かりしている大切な命の源になるので、扱う際には緊張感が必要です。行動に業務に責任をもって望むため、気を張る時間が多いです。まだ、この分野で明らかになっていない事も多く、新しく学ぶ事がたくさんあり、それは楽しくもあり、大変でもあるかもしれません。
Q.やりがいは何ですか?
自分自身のスキルアップはもちろんですが、それが患者さんの喜びにつながることが嬉しいです。患者さんの出産まで直接関わることはできませんが、お手紙などで、出産の喜びや感謝の言葉を頂き、培養士として関われたことを嬉しく思います。
Q.心掛けていること、大切にしていることはなんですか?
卵子や精子はとても小さいため、扱うときには緊張感をもって行っています。少しの気の緩みが事故につながる可能性があるため、細心の注意をもって行っています。さらに習熟が進んでも、その気持ちは大切にしたいです。
Q.どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
責任感がある人、向上心がある人、器用な人、周りの人と協力できる人
Q.働いていてよかったこと、おすすめできるポイントがあればおしえてください
日々、研鑽して技術を向上させてたり、知識を深めることで、自分自身の成長を感じることができます。また、患者さんの幸せに携わることができ、やりがいを感じられます。
Q.就職活動中の方へのメッセージ
技術の向上や知識を深めるために、大変なこともありますが、患者さんと関わる中でやりがいを感じることができます。