妊娠に必要な栄養素・おすすめサプリメント

栄養素・サプリメントについて

日本人は、葉酸や鉄、ビタミンDなどの摂取量が不足していることが多く※、栄養バランスを考えた食事を心がける必要があります。しかし実際は、食事だけで十分な栄養素を摂取することは難しいため、当院では妊娠に良いとされているサプリメントを積極的に摂取していただけるよう取り組んでいます。サプリメントの効果を発揮させるには、長期的に渡って摂取する必要があります。実際に卵巣内で卵子が発育したり、精巣内で精子が形成されるためには2~3カ月を要します。良い卵子や精子をつくるために、毎日の生活にサプリメントを取り入れてみませんか?興味のある方は、スタッフまで気軽に声をお掛けください。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020」

妊娠に必要な栄養素

エビデンスレベルの高いものを優先的にご提案しております。

葉酸

葉酸はビタミンB群(8種類)の一つで、食物の分解を助け、他の栄養素の働きをスムーズにする役割があります。葉酸はDNAの合成に不可欠です。葉酸欠乏は胎児の神経管形成異常のリスクが高まることが知られています。さらに葉酸欠乏は悪玉アミノ酸であるホモシステインを上昇させ、胚の状態に影響し妊娠率を低下させたり、胎盤血行障害を招くことで妊娠合併症のリスクが増加する可能性があると言われています。胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低下させるために、通常の食品以外の食品に含まれる葉酸を1日400μg、少なくとも妊娠の1カ月以上前から摂取することが厚生省より推奨されています。近年、葉酸欠乏の女性は増加しています。安全な妊娠生活を送り元気な赤ちゃんを出産するためにも、妊娠前から積極的な葉酸摂取を心がけてください。

マルチビタミン(ビタミンC、ビタミンEなど)

ビタミンEは、抗酸化作用を持ち、血流改善作用があります。黄体血流が改善され、黄体ホルモン値が増加*1や子宮血流改善、子宮内膜を厚くする効果の報告があります*2。ビタミンCも抗酸化作用を持ち、子宮内膜への効果が期待されます。

1 Miwa I,et al:Pathophysiologic features of“thin”endometrium.Fertil Steril,91:998-1004,2009 2 Takasaki A, et al:Endometrial growth and uterine blood flow:a pilot study for improving endometrial thick-ness in the patients with a thin endometrium.Fertil Steril,93:1851-1858,2010

ビタミンD

女性の血中ビタミンD濃度が高いほど卵巣予備能が高く、妊娠率を向上させる効果が期待できるとして近年注目を浴びています。また、女性のビタミンD不足は、免疫異常が原因の流産につながる可能性があり、男性のビタミンD欠乏は、精子の運動能力・受精能力の低下をもたらすとされています。

  • 当院取り扱いサプリメント

    Menicon : ビタミンD

DHEA

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)はホルモンの母とも呼ばれる成長ホルモンをはじめ、性ホルモンなどの放出を促します。DHEAは10歳頃から分泌が増加し、40歳頃から低下してきます。サプリメントを摂取し、ホルモンバランスを正常化させることで骨粗鬆症を予防したり、新陳代謝を活発にさせ美肌効果などの作用があります。また抗加齢作用を有するとされており、不妊治療において卵巣刺激に対する反応が改善されたという報告もあります。

  • 当院取り扱いサプリメント

    カリフォルニアニュートリエンツ社 : DHEA

メラトニン

メラトニンは脳から分泌されるホルモンの一種で、昼間は少なく夜間の睡眠時に分泌量が上昇します。メラトニンは6~10歳頃に最も多くつくられ、20歳代になると約2分の1まで減少し、その後も加齢とともに減少していきます。メラトニンには睡眠作用の他に抗酸化作用もあります。活性酸素は身体を酸化させ、生活習慣病の原因となったり、細胞を傷付け老化の原因となりますが、メラトニンの抗酸化作用はそれらを抑制する作用があります。

  • 当院取り扱いサプリメント

    カリフォルニアニュートリエンツ社 : メラトニン

抗酸化物質

酸化ストレスが高い状態」は、男女ともに不妊との関連性があると言われています。卵子への酸化ストレスは受精・発生の異常を引き起こし、また精子では運動率低下やDNA損傷が起こりやすくなります。「酸化ストレス」は「活性酸素」が過剰に増えている状態です。 「禁煙する」「日焼け止めを塗る」「お酒の量を減らす」などの生活習慣の改善を心がけることで、「活性酸素」の発生が抑えられます。また毎日の食事の中で「抗酸化作用」をもつ食品やサプリメントを意識して摂ることも大切です。抗酸化作用をもつ代表的な栄養素には、ビタミン A、 C、 E、コエンザイムQ10、ポリフェノール、リコピンなどのカロテノイドなどがあります。そのほかメラトニンは活性酸素を除去する働きがあります。

  • 当院取り扱いサプリメント

    BABY&ME : レスベラトロール

ラクトバチルス

ラクトフェリンは、身体に取り込むことで子宮内のラクトバチルスの割合を増やし、妊娠率の向上を期待します。 Reprod Med Biol. 2018 18:72-82

  • 当院取り扱いサプリメント

    BABY&ME : プロバイオティクスⅢ / BABY&ME : シンバイオティクス / ニュートライズ : ユテラ®

男性向けサプリメント

  • 当院取り扱いサプリメント

    BABY&ME : SO SUPPORTⅢ

  • その他おすすめサプリメント

    BABY&ME : メンズマルチ
    お子さんを望む男性のための栄養素を十分な量で配合した男性用ベースサプリメント。30代、40代の日本人男性の栄養素充足度を考慮に入れ、欠乏症予防だけでなく、不足(潜在性欠乏)をも予防するための高配合量で設計しています。

    Menicon : プレグナ 男性用
    L-アルギニン、L-カルニチン、亜鉛などの成分と共に牡蠣エキスや有機マカなどを配合しました。トータルバランスで男性の妊活をサポートします。

    elevit : メネビット
    メネビットは、葉酸とその代謝を助けるビタミンB6、ビタミンB12を配合。男性のコンディションをサポートします。

採血検査(栄養素セット)

当院では採血検査で、妊活中・妊娠中に必要となる代表的な栄養素を測定することができます。不足している栄養素がある場合はサプリメントをご提案します。

測定内容 ・ビタミンD ・鉄 ・総ホモシステイン(葉酸が働いているかがわかります。)
費用 9,000円(税込9,900円)

よくある質問

Q:サプリメントや漢方で精子の状態を良くすることはできますか?

個人差もあり劇的な改善は困難である事が多いですが、体質を改善し、体調を整えるという意味で内服をおすすめしています。当院でも男性用のサプリメントをいくつか置いているので、希望があればスタッフにお声かけください。

Q:サプリメントの摂取をすすめる報道が多いのですが、摂る必要はありますか?

当院では、妊娠前に葉酸の摂取をおすすめしています。それ以外でも日本人女性はビタミンDも不足する傾向があることが知られています。葉酸について詳しくはこちら

関連記事